【体験談】41歳になってからの人工授精

人工授精を開始するまでに沢山モヤモヤしました

結婚の段階で私も主人も39歳でした。

既にコロナが日本でも流行り始めていて、コロナ対策のために、夫婦間で性行為を全て禁止にしていました。

そんな最中、私の子宮内膜ポリープが見つかり、不妊治療専門の病院に通う事になりました。

ここの病院で、「年齢的なこともあり、コロナで性行為を禁止していた時期が勿体無かった」と、言われた事をきっかけに、不妊治療を開始する事にしました。

何もわからないまま不妊治療を開始して不安が沢山有りましたし、後で調べてこの為に薬を飲んでいたんだ!と、納得したことも沢山有りました。

不妊治療の技術的なことや治療工程のことは病院で出しているページを参考にして頂き、ここでは、私がどんな気持ちになったのか、葛藤していた正直な気持ちを書いていこうと思います。

40歳!自分達でタイミングを取ることからスタート

最初の5ヶ月間は自分達だけでタイミングを取っていました。

生理の周期が24日から34日と不規則な私には、そもそもタイミングを自分達で合わせるなんてかなり難易度が高くなる事をしていたと思います。

排卵日予測検査キッドも使用してましたし、基礎体温は毎日付けていました。

それに、排卵日が分かる身体の変化(胸が張る、排卵痛)があるので、排卵日だと言うことは直ぐにわかります。

ただ、排卵日が分かったところで、排卵日の前日か2日前に性行為をしなければ妊娠の確率も上がりません。

そこで、排卵日になりそうな日を予測して、そのタイミングだけ性行為をしていましたが、そんなに簡単には妊娠しませんでした。

1回目人工受精 人工授精開始は41歳

そんな時、2つ下の義妹が妊娠しました。人工授精だと言う事を聞いて、私達も迷わず人工授精に踏み切る事にしました。

私はこの段階で人工授精は直ぐに始めることが出来ると思っていましたが、始める前に血液検査など、病院で調べなければならない検査項目が有るのを知りませんでした。既にあらゆる検査を受けていたので、すっかり安心していました。

血液検査は1年前に既に実施していましたが、有効期間が1年だと言うことを知りませんでした。私も主人も再度検査を受ける事に。

更に夫婦だと言う証明が無いと人工授精をする事が出来ませんので、戸籍謄本も必要になります。

血液検査も済ませて、ようやくスタート出来る!と、喜んだのも束の間、、、

クロミッドと言う排卵誘発剤を処方されましたが、私の体質では「薬が効きすぎて、卵胞の数が多く育ちすぎてしまい、今回の周期は人工授精出来ません。」と、言われました。

卵胞の数が育ちすぎると、多胎妊娠の可能性があり、5つ子ちゃんとか産まれちゃうリスクがあるからだそうです。

なんだかモヤモヤした気分のまま、この月の人工授精はキャンセルされました。

自分の体調不良でキャンセルせざるを得ない場合は諦めもつきますが、投薬の調整がつかなくてキャンセルとなると、なんだか腑に落ちなくて、歳ばかりとっていく焦りでがっかりしてしまいました。

周りの経験者からは病院側も最初は手探りだから、仕方がないと言われましたが、卵子の老化は待ってくれません。

さらに、卵胞の数が育ちすぎると、お腹が張って、体調もすぐれない日が続きます。これも赤ちゃんの為!と、思って気持ちを切り替えていたのが、「(えっ!?出来ないの!?はっ!?)」って言う気持ちになりました。

正直、モヤモヤは募るばかりでした。

次の周期は「排卵誘発剤の量を半分にして飲んでください。」と、言われて、その通りに飲みましたが、予想通り、また卵胞の数が4つも育ってしまって、薬が効きすぎました。

自分の身体の事はよく分かっている方なので、また効きすぎるような気はしていましたが、「(やっぱりかぁ、、、)」と、また残念な気持ちとモヤモヤした気持ちでいっぱいになりました。

人工授精の経験がある人からすると、「その調整期間は仕方がない。」だ、そうですが、やっぱり何を言われてもモヤモヤしました。

前日の診察で「人工授精が出来る可能性も有るので、ご主人の精液を持ってきてください。人工授精が出来るかどうかは院長先生が判断します。」と、言われて、結果的に多胎妊娠のリスクを本人が受け入れれば、なんとか出来ると言われました。

どうやら、基準が設けられていて、卵胞の大きさが16mm以上の卵胞が4個以上ある場合はキャンセルする必要があり、3つまでだと人工授精自体は可能。と言った、明確な基準があるそうです。

人工授精が出来ると言われて、さっきまでのモヤモヤした気分が何処へ行ったのか?と、思うくらい晴れやかな気持ちになりました。

結果的に今回排卵出来る大きさまで大きくなった卵胞が3つでしたが、3つとも妊娠が成立しませんでした。

後々、調べてみると、私のようにチョコレート嚢胞が有る人や子宮内膜症がある人、着床に問題がある様な人に排卵誘発剤を使って、沢山排卵するようにして、妊娠率をアップさせるのだそうです。

この説明が無かったので、何のために薬を飲んでいるのかが曖昧でした。「良質な卵胞を育てるため。」としか、聞かされていなかったので、沢山モヤモヤしてしまいました。

初めての人工授精は少しドキドキしましたが、子宮体癌検診を受けたことがある人にとっては、「こんなもんなんだ。良かった。」と、思うくらいの痛みしかありませんでした。

無痛とは言えませんが、直ぐに忘れるくらいの痛みだと思ってください。

3回目の人工受精

1回目の人工授精では妊娠に至らず。

2回目の人工授精は排卵誘発剤を替えて(セキソビット)挑みましたが、妊娠に至らず。

3回目の人工授精!この時から人工授精と体外受精などが保険適用になり、家計的にも少しだけ楽になりました。

この他に、鍼灸院にも月3回通いました。鍼灸院は実費で1回あたり5000円なので、1周期あたり、保険適用なしだと、人工授精代、鍼灸代総額で6万円ほどかかっていました。

排卵誘発剤を変えたら、卵胞が多く育ちすぎることもなくなり、子宮内膜の厚さも良好!卵胞の大きさも良好!と言われました。

良好と言われると、ちょっとした身体の変化も良い変化だと思いたくなるもので、少しお腹が痛くなると、「(着床痛かな!?)」とか、少し匂いが気になることがあると、「(妊娠出来たかな!?)」とか、基礎体温が高めの日があると、「(やっぱり妊娠したかなぁ〜)」とか、一喜一憂していました。笑

でも、私の場合は、生理6日前に生理前痛が起こるので、腹痛が生理予定前6日から始まると「(あ”〜やっぱり生理くるよね・・・解っていたんだよ・・・妊娠していないことは解っていました・・・)」と気持ちになり、何度も落ち込みました。

一瞬泣きそうになりますが、「(いや・・・待てよ!!私、泣くほどの努力を自分でしてないのに、泣いてられない!泣くのは、泣くほどの努力をした人にしかない権利だ!!)」と自分を奮い立たせていました。

それに、「(泣いて妊娠出来るならいくらでも泣く!)」とも思いました。

ただ、やっぱり、自分一人で気持ちを抱えていては精神的にも良くないので、都度、主人に「泣きたくなったけど、泣くほどの努力をしていないと思った。でも、やっぱりガッカリする。」と話をしました。

いつもの主人なら「仕方がない!」の一言ですが、今回は逆に主人が落ち込んでしまい、私が「元気出してね!」と励ます立場に逆転していました。笑

その日の夜に主人に「女性側だけの努力にも限界があるよぉ〜。子供は1人では出来ない、二人の問題だからねぇ〜。」とやんわりと話をすると、次の日から亜鉛のサプリメントを飲むようになり、禁酒日を作り始めました。笑

不妊治療に関して多くを語らない主人ですが、大事なことはちゃんと考えてくれていることに気がつきました。それに気持ちを共有しておくって、本当に大事だと感じました。

子供が居たらもっと楽しいかもしれませんが、子供が成人して、社会に出てしまったら、また夫婦2人に戻ります。

夫婦の気持ちを共有することって、長い年月を共に生きていく中で今後も大事なことの1つなのではないかと、不妊治療で一番気がつかされた事です。

次回からは体外受精・顕微受精に移行です。

また記事を書きますね。