42歳 2回目の体外受精で授かることが出来ました。高齢、初マタですし、妊娠報告は安定期に入ってからにしょうと思っているので、周りに頼ることもできない中、たまひよのアプリをダウンロードして、情報収集をすることにしました。
たまひよのアプリ内に同じ月に出産予定の妊婦さん達が集うルームが設けられていて、SNSの様にコメントや相談、悩みなどを書くことが出来るようになっていました。
そのコメントの内容で、私の想像を遥かに超えるような悩みや不安を抱えている妊婦さんが沢山いることに気が付かされました。
特に多かったのが「腹痛が有るんだけど、大丈夫だろうか?」「出血があるんだけど、流産しちゃってないよね?」「胎嚢まだ確認できていない!」「まだ心拍確認できていない!」「週数の割に赤ちゃんちっちゃすぎないか心配!」などなど、本当に多いなぁと、思いました。
私も腹痛が毎日有りましたが、不安になることが全く有りませんでした。おそらく、病院からいただいた注意事項を読んでいたからだと思います。
そこで、私が通っている不妊治療専門のクリニックから妊娠後の注意事項として頂いた内容を引用形式で列記させて頂きます。
皆さんの不安が少しでも解消できたら幸いです。
妊娠初期の腹痛について
腹痛があった場合
以下のような腹痛に緊急性はありません。
◯下腹部がつっぱる感じがする。
◯生理が来そうな感じがする。
◯下腹部がにぶい感じがする。
腹痛が直接の原因で流産することはなく、緊急で受診する必要はありません。このような症状はしばらく続くこともありますが、症状が重い場合には当院へお問い合わせください。
妊娠初期の出血について
以下のような出血に緊急性はありません。
◯ピンク色の出血
◯おりものシートに直径数センチくらいの赤い出血
◯茶色、あるいは黒い出血
妊娠初期の出血は、正常妊娠でも25%程度の方が経験することであり、あまり心配はありません。出血が直接の原因で流産することはなく、緊急で受診する必要はありません。運動などを避け、自宅で安静に過ごしていれば、多くの場合は出血は治ります。
安静にしても症状が治らない場合、夜間・休日に出血や腹痛があった場合
・月経の多いときよりも少ない出血や、生理痛程度の腹痛であれば、外出中や仕事中の場合は早めに帰宅し自宅で安静に過ごされ様子を見てください。入浴はシャワー浴にしてください。
・夜間当院の休日に症状がある場合も自宅で安静に過ごし様子を見てください。入浴はシャワー浴としてください。
・半日〜1日程度自宅で安静にしても症状が治らない場合や、出血が月経時よりも多いとき、強い腹痛を伴う場合は、診療時間内に当院にお電話ください。
・休診日や夜間に突発的な症状が出た時は、最寄りの救急医療機関を受診してください。
緊急性のある症状
◉経験したことがないような激しい腹痛・腰痛が続く場合。
◉胎嚢確認後に月経の多いときよりも多い出血が止まらない、出血量が増える場合。
◉腹痛があり意識がもうろうとしている場合、目がうつろである場合。
上記のような症状がある場合
・当院の診療時間内の場合は当院へ連絡をお願いします。
・診療時間外の場合は救急へ受診をお願いします。
引用 (妊娠初期の腹痛について〜緊急性のある症状)
京野アートクリニック
病院から言われた一言
上記注意事項を病院から渡されて、私が疑問に思ったことを医師に確認をしました。
生理の多いときよりも出血があった場合は、どうなってる時ですか?直ぐに病院に連絡を入れたほうが良いですか?
正直、流産をしてしまってからでは、病院側が何か出来ることは無いんです。
一見、冷たい言い方のようにも聞こえますが、おっしゃる通りです!流産するにも理由があります。染色体異常やこれ以上成長する事が出来ないなどの理由があります。妊娠初期の流産は病院側もどうすることも出来ません。
流産予防にもなる当帰芍薬散
冷え症体質改善のために、1年ほど前から、当帰芍薬散を先生の勧めで飲んでいましたが、改めて先生に言われたのは【妊娠中のお腹の張りを抑えて流産の予防に繋がる効果がある】とのことです。
当帰芍薬散の効能・効果
体力虚弱で、冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴えるものの次の諸症:
ツムラ
月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい・立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴り
気になる方は、通っている病院に確認をしてみると良いかもしれません。漢方薬はその人の体質や体型にあった物を処方することになっていますので、自己判断で市販薬を買って飲まないようにしましょう。
妊娠初期の腹痛や出血は高い確率で皆さん経験されている様です。ただでさえ、妊娠初期の時期はナーバスになっているのに、腹痛や出血があれば、更に不安が押し寄せてきてしまいます。
腹痛や出血の度合いを確認をして、過度に不安にならずに、穏やかな気持ちでマタニティライフを楽しみたいものです。